両声はなんとなくでやっても難しい 藤城まきブログ”声だってメイクできる”

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「やり方」が分からないと女声はほぼ出すことができない?

私がこれまで繰り返しお伝えしてきたように、
男性が女声を出すためにレッスンを受けることに際して、
才能がない、もしくは、地声が低いから出せない、などということはありません。
声変わりしていても問題ありません。

男声・女声の仕組みを理解した上で、
女性的特徴を知り、男性的特徴を少なくする方法が分かれば、
女声を出すことが出来ます。

ただ、仕組みを理解できていないととてつもなく難しいのが女声です。

同時に、”誰でも” ”生活レベルで” 出すことができるような出し方を、
明確に説明している絶対的なマニュアルはまだありません。

そのため、よくSNSや動画サイトなどで解説されている内容の多くは、
一個人の意見として、その人自身の感覚における出し方を説明している、というケースが多いです。

それが決して悪いなどという訳ではありません。
ですが、感覚で説明されている内容を、感覚で理解しようとするのですから、
それだけで思った通りの声が出せなかったとしても、ある意味当然と言えるかもしれません。

例えるならば、闇雲に雲をつかもうとしている、というよりも、
雲の全くないところで掴んだ気になっているようなイメージです。
冗談に聞こえますが、本当にそれくらいのイメージなのです。

よって、上記の例えをもとに女声の出し方に必要なことを、順序立てて載せていきます。

①雲が今の場所(地上)にはないと把握すること
②雲のある高さにまで行くこと
③雲がどこにあるかを把握し、そこに近づいて行くこと

(※実際に、飛行機などで雲の中にいると周囲は真っ白になります。
その中に入れた時点で、雲を掴めたものとします。)

①のままで、いきなり雲を掴もうとしても掴めません。
②にしても、例えば山に登って掴みに行こうとすると道のりは遠くなります。
③は①、②ができていれば、そこまで難しいことではありません。
 私が雲がいっぱいある場所を貴方にお伝えしながら、一緒に掴みに行くからです。笑

ここでは、「あーなんとなくでやっても難しいんだな」
くらいに思っていただければOKです。

誰でも飛行機に乗ることはできます。

今たとえ”闇雲”な状態であっても、安心してくださいね。
また、この記事を読んでくださった、私と出会ったのも何かの縁だと思いますので、
よかったら一緒に雲のあるところまで行って案内させてください。

一人で行くよりも楽しいかもしれませんよ?^^

お気軽にご相談などお待ちしています!

<今回のまとめ>
・仕組みを理解できていないと女声を出すのは難しい(と感じやすい)
・感覚的に説明されている内容を感覚的に理解しようとするため尚更分かりづらい→雲の例