声を高くしていく中で意識すべきポイントは、○○すること!

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前回の記事で女声を出すための土台として地声を高くして出すことをお伝えしてきました。

その出し方について今回は触れていきたいと思います。

普段から歌を歌うことなどが好きなで、よく声出しされる方はおおよそは同じような出し方で問題ありません。
ただ、そうでない方はあまり出し慣れていない高さの声だと思います。

そこで、その際に意識すべきポイントについてお伝えしていきます。

それは、難しい発声方法などに拘らなくても良いので自分の中での高い地声に慣れるということです。
多少力んで出していても問題はありません。

さすがに、声が枯れるほど叫びまくるとなると話は違いますが、
基本的にしんどくなりながらでも問題ありません。

“しんどくなりながらでも良い”理由ですが、そもそもまずなぜしんどくなるのかといいますと
正しい発声方法云々ももちろんありますが、根本的に出し慣れていない声だから、という側面があります。

また、最初から発声の仕方が正しいかどうかを意識しすぎると、かえって本来の正しい出し方を見失ったりもします。

そのため、声を高くしていく中で意識すべきポイントは、しんどい状態でも良いので先ずはそれに慣れるということなのです。

最初は裏返るまで思いっきり声を出してみることが良いです。

出し慣れていない部分の力を使うからしんどくなる、という側面があるということを忘れないでください。

そして、自分のだいたいの限界の高さを把握したら、今度はそれをなるべく長い時間出せるように出してみましょう。

目安としてですが、5秒以上は出せるようになっていただきたいところです。
(短く聞こえますが、それでも意外と楽ではないはずです。)

出し慣れていない場合、一瞬高い声を出してすぐ休憩したくなりますよね。

イメージとしては筋トレに近いですね。
例えば腕立て伏せもそうですが、1人でやっていると数回やったところで、すぐに諦めそうになってしまいませんか?

でも、しんどいはずだけど何回か定期的にこなしていると最初よりもそのしんどさに慣れてくるはずです。

その点腕立て伏せを始めとする筋力トレーニングは、ジムに行ったりしない限りは基本的に部屋の中などでしかできませんが、
声出しは周りに人がいない環境でさえあれば、外でもカラオケでも、はたまたお家のお風呂場でも練習自体はできます。

それらの機会を上手く活用することで「慣れる」ことができます。

是非、日常の中に練習ができるタイミングを見つけてみてください。

それができたら次のステップがありますので次回記事もお楽しみに!

≪ 今回のまとめ ≫
✴︎ 地声を高くしていく時は、多少力んでも問題ない
✴︎ 大切なのは出し続けられるように「慣れる」こと
✴︎ 練習できるタイミングは日常の中に沢山!!