今回は題名の通り新しく発見した私の練習方法についてお伝えしていきたいと思います。
録音をした練習方法を以前お伝えしたことがあるのですが、
その延長になるやや実践的なやり方です。
つまり、ある程度の基礎や方法の理解ができた方向けのやり方になります。
私は普段から自分の女声を使う頻度が多くなってきているので、
どちらかというと今はメンテナンス的な意味で自分の声を日々確認しているのですが、
つい先日新しいやり方を実践したところ、効果が感じられましたのでご紹介しますね。
順を追って書いていきますと、
①録音をする
自分の中での女声でスマホなどで簡易的に録音してみます。
録音する時間帯や環境などはこちらの記事を参考にしてください。
②その場で流して聞き直す
声が女声に聞こえるかどうかを自分で確認する、という復習を中心に行っていました。
これだけでも十分な効果はあるのですが、今回は次のような方法も取ってみました。
③後日色々なイヤホンで聞いてみる
「後日」、「色々なイヤホンで」というのがポイントです。
今まではそのままスマホで流すことが多かったです。
それを何度か聞き直したら次の録音を修正して・・・という風に
その場で修正する、というやり方で練習法を主にとってきました。
後日聞き直して見ると意外な欠点が見つかったりイヤホンによっては聞こえ方が違いますので、
より多角的に確認をすることができます。
ちなみに私はその時その時で異なる種類のイヤホンを使い分けるようにしています。笑
④”流し聞き方式”で女声に聞こえるかチェックしてみる。
何も考えず、むしろ他のことを考えながらでも良いと思います。
ふと聞こえてくるくらいの意識で女性に聞こえるかどうかを聞いて見るのです。
すると、上手く発声できていればそのまま聴き続けられるのですが、
所々で「ん?」と思うような箇所も出てきたのです。
そしておそらくそれは、他の第三者の他人が聞いた時に不自然に感じる可能性の高い箇所です。
自分で女声っぽいか、男声っぽいかだけを意識して聞いていると、
話し方が自然か、というところの確認が疎かになることがあることに気がつきました。
⑤声から逆算してどういう女性像かを想定する
④で不自然に感じたり「ん?」と感じる原因としては、
話し方が声質と合っていないことが考えられます。
声質が例え女性に近づけても、話し方が男性的な言い回しをしてしまうと、
違和感に繋がり、自然さからは少し離れてしまうのです。
そこで、④で確認している時に、こういうタイプの女性が喋っているんだなーと
声から逆算するように人物像を想像するのです。
⑥ ⑤を元に、イメージに合う話し方をして再度録音してみる
以降①へ戻り繰り返します。
元々女性ではありませんのでこの練習方法は少しおかしいかもしれませんが、
ただ自分に身に付ける、馴染ませるという点では効果がかなり出そうです。
まだ女声をこれから学ばれる方には???となってしまう内容かもしれません。
ただ、ある程度出せるようになった方には実感していただけるんじゃないかな、と考えています。
≪ 今回のまとめ ≫
✴ 「録音して確認する」の強化版的なやり方
✴ 後日聞き直してみる・イヤホンを通して聞いてみる。
✴ 流し聞きで自然に聞こえるかを確認
✴ そこから逆算して女性像を作っていく!