はじめまして!LilyRose Productionの藤城まきといいます!
2019年より事務所内の男の娘アイドルグループに所属後、
今は、女装する上でのスキルにもなる、女声についての講座やレッスンなどをさせていただいている者です。
ここでは私の講座でお話しさせていただいていることや、今後のレッスン、セミナーや講演などでもお話しするような内容の一部を公開させていただきたいと思っております。
贅沢に色々な情報を載せていきますので、女装をされている方だけでなく、既に女性に近い生活をされている方、もしくは、女装はしないけど女声や高い声(ミックスボイス)に興味がある方のお力になれたらと考えています。
今回は私が女声を出すことができるようになったきっかけやそれで何が変わったか?について少しお話しをしたいと思います。
まず、一番初めに言わせてください!
女声が出せると “人生が変わります”。
私が実感している事なので、順を追ってお伝えすることとして今回は「女声が出せて良かったこと」についてご紹介したいと思います。
まずはこちら。
◆ カラオケに行って男声のままだとしんどい女性キーであっても、女声だと自然と出せるようになります。
歌える女性曲のレパートリーが格段に増えました。
女装をしていないとしても、好きなアニメのOPやED、最近だと男性でもハイトーンな人気曲が増えてきていますよね。
あとはボカロ曲なんかも高いキーが多いですけど、そういったものが自分の歌える曲の中に入ってくる訳です。
今まで歌いたいけど歌えなかった曲が歌えるようになる。
これだけでも恩恵は十分に大きかったですね。
そして次はこちら。
◆ 女装した状態で、飲食店などお店で注文する際に女装だとバレずに頼めるようになります。
要するに、普通に会話できるようになるということなのですが、男性だと当たり前にできることのはずが外出して、それも他人と話すとなると・・・
女装(特に初心者)にとっては難易度がどんどん上がっていくものです。
それにも対応できるようになりました。
女装がある程度できるようになってくれば、女性の友達と一緒に出かけたりしていたとしても同じ流れで注文ができたりするのでその点も良い点として挙げられるんじゃないかな、と思います。
他には・・・
◆ 女性の洋服が売っているお店に行く時も同様です。
購入するときはネットやアプリを利用する場合でも、実際店頭で生地感やサイズ感を確かめられた方が、「買い間違い(サイズなど)」が起こるリスクが格段に減っていきます。
古着なんかは、店頭に見に行って初めて洋服と巡り合う楽しさもありますよね。
また、ファッションやアパレルのお店の中に入ると結構な確率で女性店員さんが声をかけてきますよね。
「よかったら試着なんかもしてみてください!」
そのタイミングでも一言「ありがとうございます」が自然に女性声で言えるのとそうでないのでは、パス度以上に人としての印象や見え方も大きく変わってきます。
どれもこれも日常の一コマなのですが、そういったあらゆる生活におけるところでできるようになってくるのです。
特に、電話で問い合わせる時はとても面白くて、女性向けのサービスや商品について問い合わせするとします。
「電話口はご本人様でしょうか。」
そういった辛い確認を何もされることなく電話が終わります。
見た目がわからないからこそ電話口の声だけで判断されるわけですが、そこで何も疑われることなく電話で話すことが出来た時の感覚というのは、それまで男性としてしか過ごしていなかった身からすると、新鮮過ぎて女性として扱われた経験は今でも忘れていません。
私自身が元々女声を出せなかったからこそ、その変化、新鮮さや”女声の効果”を強く実感しました。
以上のように、挙げると本当にキリがないくらいなのですが、これ以外にもありとあらゆる生活の中で話す機会において、声によって男性だとバレる機会が少なくなります。
基本的に周囲の他人はそこまで人の顔をじろじろ見たりはしないので、声でバレずに過ごす(パスする)ことができれば、女性にかなり近い生活ができるようになるということですね。
むしろ、声が女性的であれば、相手も「女装なんじゃないか」と疑って見て来ないので、そういった点でのパス度(バレずに済む可能性)が上がったりすらしてきます。
よく「女装をすると女性を理解することができるようになる」と言われますが、生活レベルでそれができるようになる訳ですから、より一般的な女性に近い感覚や理解が得られるとも思います。
純女性のお友達がいれば尚良くて、一緒に話していると相乗効果で純女性の感覚にかなり近い感覚を得ることができます。
このように、女性的な生活ができるようになれば、女装という「気分転換」を越えてそれはもう” 新しい人生 “に他ならないのです。
私が” 人生が変わる “と言う所以はそこからきていますし、今後はこれから女声に興味を持っていただける方に、是非その感覚を味わっていただきたいなと考えています。
ある事がきっかけで私は今のような声を出せるようになりました。
そんな女声の出し方を今後は色々な形で展開し、解説していきたいと思います。
女性がメイクするように、女装でもメイクをする。
それと同じように声だってメイクできる、というのが私の考え方です。
それが、声に悩んでいる人達のいつかの日常や当たり前となるように伝えていきたいです。
「今まで色々な出し方について調べたけど上手く出せない・・」という方もいるかと思います。
そういう方にもきっと救世主になると信じています。