一度女声になると元々の声に戻らない??

Home / ブログ / 一度女声になると元々の声に戻らない??

今回は女声を習得していく上での懸念点についてお伝えしていきたいと思います。

それは何かというと、「一度女声で話せるようになると元の声に戻らないの?」ということです。

私は参加させていただいた事務所のロケ番組や、ナレーション時だけでなく、
普段事務所のスタッフや周りのメンバーと話すときもその声で話しています。

じゃあ、元の普通の男性だった頃の声ってもう出せないんじゃないの?
今でも男の声って出せるの?

そう思われることもあるかもしれません。。

それについて、まず私個人の回答としては、女装ではなく普通の男性としての声も出すことはできます。
実際に動画内でも男声寄りになっている箇所は所々でひょっとしたらあるかもしれません。

これはどういうことかと言いますと、化粧で例えるなら、ずーっとフルメイクでいている訳ではなく、
メイク直しするかのように、少しの息抜きを挟んだりすることで自分の今の声を再確認をしている訳です。

一般の女性でも普段、1日の最初から最後までガッチガチの舞台化粧のようなメイクで過ごす方は少ないかと思われます。
同様に、声においてもずーっと高い声、女性的な声でいる訳ではなく、
緩急をつけるようなイメージで高い声を出すところ、そうではないところというような感じで、
生活の中での出し方の”使い分け”をしているということです。

姉妹がいればお分かりいただける方もいらっしゃるかもしれませんが、
純粋な女性でも、声が低いタイミングは日常の節々にあるはずです(詳しくはここでは書きません…笑)

次に、私個人の話だけではなく、私の出している出し方で他の方が女声を出せるようになったとして、
「元の声に問題なく戻れるか」についてもお伝えさせていただきます。

私の出し方は、女声に必要な喉周りの筋肉や声帯の動きを意識的にコントロールすることで出すことができるものです。
意識的にしていることに慣れることはあっても、その意識をしなければ元の声には戻ります。

なぜなら、手術のように外科的に声帯の形を変えたり、喉仏の位置を無理に変えたり、というようなものではないからです。
当然、痛みを伴ったりすることも一切ございません。

要するに、何も意識をしなければ女声習得をした後であっても、声変わりをした自分の声が自然と発声されますし、
女声を出すのであれば、それに必要な力を意識的に使わなければならないということです。

講座レッスン時には男声・女声両方の声の違いを、私が話す男声も聞いていただきながら説明させていただいております。

少しでも気になった方はご相談のお問い合わせをお待ちしていますのでしてみてくださいね。

≪ 今回のまとめ ≫
✴ 意識的に喉の力を使うため、女声習得後も今までの声を失うことはありません!
✴ 痛みや苦痛はなく習得することができます!