私が女声練習で挫折した話

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YouTubeに上がっている女声講座動画を見ていることはお伝えしました。
その理由として、レクチャーしていく上での勉強という目的から確認をしているともお伝えしてきました。

ただ、もう一つ理由があります。
それは私自身が過去にYouTubeの女声講座で練習して失敗をした経験があるからです。
つまづきやすい理由も今でははっきりと分かっていますし、それゆえおすすめしてはいません。

とは言っても、これから練習に取り掛かろうとしていた方にとっては
「ほんとうに??嘘ついてない?」
と思われてしまってもおかしくありませんので、今回はそのことについて触れたいと思います。

挫折①…男声から女声に切り替わるタイミングが分かりづらい

何回も感じました。
全然言われてる通りにならないんだけど…付いて行けないんですけど….。。
という感じで、配信されている方の出している声の変化に付いて行けないんです。。

特に、男声から女声に一気に響きが変わるところ。
コメントなどでは、「おおおぉ」「凄えぇぇ」といった感想が飛び交っていましたが、
実際に頑張って出そうと練習している立場からすると「え、今のどういうこと???(@_@;)」と思った瞬間が沢山ありました。

そしてそれらに共通しているのは、「響き(共鳴)」を女性的に持っていくという段階です。
本当にイメージしづらいですよね。

無理に男性が高い声を出そうとすると「どんだけえ〜」という感じになってしまいますので、
普段の話し声という点で見るとどうしても不自然になってしまいますし、
どういう風に響きを持って行けばいいのかイメージが掴めず分かりませんでした。

挫折②…改善や成長が感じられない

挫折①の結果、というところでもあります。
”分かりづらい、じゃあ明日また詳しく勉強しよう”

なかなかこうは行かない訳ですね。
なぜなら自分で実際に声を出してみて、自分の声を聞いているから。

女声は、出せない間は本当に理想と程遠いように感じてしまいがちです。

100回声出しをしたから女声に近づくかというとそうではないのです。

そのために、動画で言われた通りの練習をしても自分1人でやっていると
「果たして今の声は女性に近づいているのか?と疑いを持ってしまう」
「出した時は女声を出せている感じがしたけど後で聞き直すと全然ダメだった」
「たまに女っぽく聞こえるような気もするが、調子によってその出来不出来がバラバラ」

こういう状態に陥っていく訳です。

これが私の講義でよく使う、泥沼状態(悪循環)というやつです。
時間も労力ももったいない以外にありません。

きっと今女声が出せなくて困っている方の中には、今回私がお伝えした内容のどこかに当てはまる点はあるんじゃないかな、

そう思っています。

しかしながら、それは言い換えると女声を出せるようになるきっかけになり得るかもしれないということです。
私と共通しているなら、私と同程度のレベルにはなれる可能性がある、ということです。
私はそう確信しているので何回でも言います。

ただ、もし無料の動画に拘りたいんだ、という方がいらっしゃれば私も止めたりはしません。
私自身も辿ってきていますし(結果的に時間と労力がかかってしまいましたが)、
自分が真っ直ぐに取り組めるやり方であれば問題ないと思います。

ただ、少しでも不安があればご相談していただけたらな、というところですね!

≪ 今回のまとめ ≫
✴ 動画での練習をおすすめしない理由
→筆者自身が盛大に挫折を身をもって経験してきたため
→マンツーマン、もしくは声を確認してもらう練習がおすすめ
✴ 筆者が動画を今もチェックする理由
→今女声を出そうとしているつまづきやすいポイントを把握するため