骨格的な問題を自然に見せるかが腕の見せ所 藤城まきブログ”声だってメイクできる”

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女装バレしないために逃れられないこと

前回までの記事で声変わりや声帯の変化についてお伝えしてきました。
今回は女装全般のことをお話ししたいと思います。

女装ではメイクが大事です。
普段は男性でも、メイクが上手ければ女性のように見えるようにすることができます。

しかしながら、男性的な特徴が強いとどうしても隠しきれない部分が出てきてしまいます。
隠しきれないというのは、女装バレしやすくなるということです。

それは、骨格的な問題です。
ある程度であれば個性や特徴と考えられたりすることで誤魔化せたとしても、喉仏やエラの張り、鼻の大きさ、おでこの丸み、顔全体の大きさなど、良く見てみると男性と女性で違うところはやはり多いです。

例外はもちろんあれど、あくまでどちらが多いかで考えて見れば、エラが張っている人は女性より男性が多いですし、鼻や顔も女性の方が男性より小さく丸みをおびているが多いです。

そして、それらの要素が”女装がバレるかどうか”にも大きく影響してきます。
当然、”声”においても、バレてしまう要因として挙げられます。

ここまでは首から上の部位に限って列挙していますが、他にも身長、膝など関節の丸み、手の細さ、肌の質感、爪の形、それだけではなく、歯の大きさや形まで異なります。
総じて言えるのは女性の方が丸みがあるということです。

見方によっては残酷ですが、これらは性徴において仕方がないことであり、生物的な成長としてはむしろ正常で、悪いことではないはずのことです。
ですが、自身の性自認と身体の変化が食い違ってしまうと、それは精神的、社会的に見ても自分本来の姿とは異なると感じてしまのだと考えます。

ただ、これもプラスに考えれば、一度変化成長してしまったところが戻せないのであれば、それをいかに目立たなくさせるか、自然に見せるかが腕の見せ所であり、メイクなどをする目的でもあり、時には楽しさにもなると考えます。

これは決して”女装”という枠に限らず、女性にももちろん言えることのはずです。

同じ人間だからといっけん同じ様に見えても、実は男性と女性で異なる部分は沢山あります。
ただ、性差があれど、全ての女性が男性と異なるという考え方は考えすぎでもあります。

男性・女性共に共通するところだってあります。男性よりも男性的な女性だっている訳です。
自分の特徴を知って、この記事を読んでくださった方の一人でも多くの方が、快適で素敵な女装生活、女性的生活、自分に合った生活が送れること願っています。

≪ 今回のまとめ ≫
✴︎︎ 女装バレ=女性と男性の違いがある
✴︎ バレてしまう要因・・・骨格的要素や声が大きく影響している
✴︎ 自身の男性的・女性的特徴を知る→メイクに活かせる
✴︎ 女装という枠にとらわれない考え方も大切(プラス思考)