「声変わり」は「ギターの弦が太くなること」と似ている
今回は女声と男声の違いについてお話ししたいと思います。
女声と男声、なんとなく人の声を聞いただけでも男だな、あ、あの人は女性だなと判断ができると思います。
おそらくは声変わりの時期あたりからはっきりと判断できるようになったと思います。
ではさらに遡って、生まれた時はどうでしょうか。
生まれたての赤ちゃんの段階で、「この子生まれながにすごい可愛い女の子の声だね、将来声優になれそう!!」とか「すごくダンディな男の声してるね、かっこいい!!!」とか
当たり前ですが、わかりませんよね(笑)
ただ、見逃してはいけないことがあります。
そうです。生まれた時は皆さんほとんど同じ様な声をしてるはずなんですよ。
でも、身体の性徴にともなって、成人になるより早い段階で男女の区別が明確についてきます。
大体男の子の声変わりって中学生、おおよそ14歳〜15歳くらいです。
その段階で何が起きるかというと声帯の長さや質量が大きくなります。
わかりやすく言いますと、ギターの弦は太い方が低い音が出ますよね。
ああいうイメージです。
弦が太くなっていくということですね。
なんとなくイメージを掴んでいただけたと思います。
単純に、声変わりは声が低くなること、という認識よりも、ギターなどの弦に例えて考えた方が、女性的な声を手に入れるための原理を理解しやすくなります。
このように、見逃しがちですが女声の出し方には重要なことがいくつかあります。
それらを一つずつ理解していくことが女声の出し方の近道とも言えます。
ひとつずつ理解を深めていきましょう!
≪ 今回のまとめ ≫
✴︎ 今は当たり前のように男声女声の違いは聞くと分かる
✴︎ しかし、元々は同じようなプレーンな状態(生まれたての声)
✴︎ 声変わり・・・ギターの弦が太くなるイメージ